BLOG 雑記

岩手のバチカン市国

2021.01.15 創作物

金ケ崎町と平泉町です。

金ケ崎町

金ケ崎町は岩手県一の工業団地、というわけでちょっと機械的な女の子です。

トヨタの工場があるので車 → タイヤ → ローラースケートを履かせています。パラダイス銀河ごっこができる。(すな)

それから運動公園があって、テニスとか野球の大会が開催されるのでテニスウェアっぽい服装に。スカートは仙台藩の武家屋敷があるので袴っぽくしています。色はアスパラガス……にしたかったけど違和感あったので青緑寄り。

町の東側は北上川に沿って境界線が敷かれているので、クソ長サイドテールは北上川のようなそうでもないような(?) 東側の髪びろーんは北上市と似てて、顔は奥州市と似ています。奥州市の一部と同じ郡でした。

めっちゃ調整した

金ケ崎は配色悩みました……。金髪と青〜青緑のメインカラーにアクセントでマゼンタ、は決まってたけどやっぱり青緑系の色選ぶの苦手ですね。なんとなく今までにない配色になった気がします。

平泉町

平泉町は町の中心部に世界遺産を持つ街なわけで、やっぱり緊張するし考えるの大変でした。

最初の案は狩衣に高下駄、薄桃の垂れ衣って感じで

義経だこれ!

確かに義経伝説あるけど! 平泉は奥州藤原氏でしょ!

というわけで初期のキャラ設定から練り直しました。設定やラフはだいたい直感で決めてるけど、全部考え直したのは平泉ぐらいです。

平泉は仏教を信仰し現世に極楽浄土を再現しようとしたわけですが、私自身が仏教に詳しくなくて、調べる作業が一番大変でした。彼らが信仰していた天台宗、宗派の違い、袈裟の種類、法衣の色……ギャーッ

で、決まったラフが藤原秀衡と同じような格好になっていました。長い遠回り。

ものすごいラフ

そこからは割ととんとん拍子。

ちょっと調整しただけ

この2町に1ヶ月使ってて、平泉のラフ案、というか仏教の調査と金ケ崎の配色で時間かかりました。けど今の精一杯は出せたんじゃないかな、たぶん……。

いや岩手のバチカン市国て

相変わらず私が勝手に言ってるだけです。

というわけで

岩手33市町村が揃った! すごい! おめでとう!
いや遅ッ……4年かかった。けどめでたい。全員並んだ絵とかはまたあとで用意したいです。