BLOG 雑記

人名名付け裏話

2019.03.12 創作物

宮古、八幡平、滝沢、一関、奥州の人名 (検索避け名) を考えました。名字は各々の地名から拝借してます。イェイ

白浜 凪沙 (宮古)

しらはま なぎさ です。
浄土ヶ浜の穏やかな海から凪って漢字使いたかったんですよね。

凪沙の沙は最初「砂」だったんですけど、いや浄土ヶ浜って砂浜ではないじゃん、つって。いやそれ言ったら白浜もだいぶアレなんですけど。でも「すな」の変換で沙って出てくるんですね。

これは市と擬人化のイメージ両方取り入れられた気がして結構気に入ってます。

七時雨 深冬 (八幡平)

ななしぐれ みふゆ です。
七時雨は地名というか山の名前ですね、まあ市名も山の名前だし……。というか市名が八で人名が七ってちょっと面白いですね。私は好きです。(そりゃそうだ)

名前は最初「小冬」でも可愛いなって思ったんですけど、あの街の冬は小冬で済むか? と思って深冬になりました。みふゆも美冬と悩んだんですけど、やっぱり八幡平の冬は深冬かな……。美冬でもあるんですけど……。

笹森 学人 (滝沢)

ささもり まなと です。
これは分かりやすく大学あって人多いからです。滝沢は「学園の杜」ってもアピールしてるんで、学人の人を「杜」にしようかなって思ったんですけどそのまんま過ぎてやめました。

名字に笹森を選んだ理由は、なんか髪がモサってしてて笹森って感じじゃないですか。ちょっとよく分からないですね……。(人格解離)

舞川 白水 (一関)

まいかわ いずみ です。
若干キラキラネームっぽい気もしますね。一関には中性的な名前つけよう! と決めてました。いやあの見た目で権三郎とかでも面白かったと思うんですけど。

お餅のイメージがどうしても離れなくて「餅 子ども 名前」みたいな検索してました。どんな羅列だよ。最終的にお餅の白+猊鼻渓とかから水でいずみになりました。欲を言えば渓って漢字も使いたかったですね。

あと一関に「保呂羽」(ほろわ) って地名あって一瞬おっ、て思いましたが保呂羽白水ってすごい、なんかこう、何? みたいな感じじゃないですか?(?)

藤里 凜 (奥州)

ふじさと りん です。
名字はちゃんと地名なんですけど、藤原の里を連想させてまあまあそのまんまですよね。

凜は南部風鈴の音色からです。安易。でもちょっと待って、聞いて、凜の「稟」って米倉の意味らしいんですよ。米倉ですよ? 県内屈指の米どころ奥州にぴったり過ぎじゃないですか。自分で天才かと思って震えた。

それから「凜」って漢字ですが「凛」ではなく「凜」です。正字の方ですね。自分もいずれ間違えそう (だめじゃん)。

さて、今回考えたのは上記5市でしたが盛岡、北上、花巻、遠野のもとっくの昔に考えていました。その話もさらっとしようと思います。

本宮 桜子 (盛岡)

もとみや さくらこ です。
これは完全に石割桜。というか盛岡のモチーフというか配色も石割桜をイメージしているのでええじゃないですか。(何?)

桜、だけでも良かったんですけど、桜子にすることで盛岡のレンガ造りの街並みみたいな、ちょっと古風な印象も持たせられて気に入ってます。

鬼柳 涼 (北上)

おにやなぎ りょう です。
はい鬼剣舞〜〜解散〜〜。いや待って鬼剣舞が盛んな街に鬼柳って地名あること自体やばいと思うんですけど。鬼柳て。ネーミングの鬼すぎる。

涼も単純に北上川から連想しました。というか最初考えた4市は後々たくさん喋るだろうと思ってわりかし単純な名前にしたんですよね。

小瀬川 星夜 (花巻)

こせがわ せいや です。
はい銀河鉄道の夜〜〜。でも簡単な名前に見せかけて結構悩みました、モチーフから連想しやすくて候補が多過ぎたんです。星夜、星也、聖夜、静夜と数多のせいやに囲まれていました。

あと花巻に「星が丘」って地名あって可愛い! と思ったんですが一関の保呂羽と同じで何……? となったので泣く泣く却下しました。星が丘星夜て。眩しすぎるわ。

青笹 ヰ織 (遠野)

あおざさ いおり です。
昔は中性的な名前や男女逆転の名前が魔除け? か縁起がいい? だったみたいなことをなんかで読んだ気がしてそういうの意識した名前になりました。正直曖昧すぎて合ってないかもなんですけど……。

古臭い印象持たせたくて「ヰ」を使ったのは気に入ってます。漢字も響きも好き。ダメなのは漢字変換がめんどい。


……というところで。人名考えるのも楽しいですね。なにより地名を取り入れているので調べるうちに知らなかったことも知れるのが嬉しいです。まだ考えていない市もいるので、気が向いた時にぼちぼち考えたいです。

ではではー。