「なんかの本」は個人による岩手県市町村の擬人化創作本です。
2016年から少しずつ続けてきた個人制作の集大成、
描きそびれてきた小話を詰めたオール岩手の全66P。
聞いたことある、から読んだことある岩手へ。
盛岡市もりおかし
県内市町村をまとめるお姉さん。
県人口の約4分の1がここに住んでいる。
食べることも飲むことも好きで、怒るとちょっと口が悪い。
この前NYタイムズ「今年行くべき世界の旅行先」2位になった。
自分が1番困惑してた。
岩手県さんは直属の上司。
北上市きたかみし
岩手の工業中心地であるお兄さん。
岩手では比較的都会の方。
郷土芸能「鬼剣舞」が有名で自身も郷土芸能大好き。
ただ鬼剣舞の影響か顔が少し怖いのが悩み。
花巻市さんとは双子都市。
花巻市はなまきし
宮沢賢治の出身地でイーハトーヴォなお兄さん。
温泉とかお酒とか神楽とか観光資源が豊富。
自分の長所を把握してPRするのが割と上手。
自分の顔が良いことも知っている。
北上市さんとは双子都市。
遠野市とおのし
民俗学の先駆け、遠野物語の舞台になった郷。
なんだか妖しい雰囲気がするお兄さん。
民話が好きで、語り部のお婆ちゃんたちとは仲良し。
赤い河童や2人の女の子がよく後をついて回っている。
岩手県いわてけん
県内市町村たちの上にいる県さん。
詩や童話、民話集に地方誌など書き物をするのが好き。
昔から冷涼な気候でだいぶ苦労してきた。
盛岡市さんは直属の部下。
岩手本読むなら岩手を知った方が楽しい！
まず最初に人口や名物、岩手の輪郭をざっくり固めるお話。
盛岡市
釜石市
国産漆の70%は岩手県産って知ってた？
漆器の扱い方や注意点、工芸品についてだべるお話。
二戸市
久慈市
藁蓑を着て小正月に悪い子いねがあする来訪神といえば？
そうスネカですね。スネカなんですよ。
大船渡市
陸前高田市
奥州市
一関市
街の人と土地シリーズ。
2人の文筆家とその故郷のお話です。全15Pと少し長め。
花巻町
遠野町
ほか瓶ドンの話、郷土芸能の話など
全8話収録
